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重労働の方

屋外での作業などで、汗をかいて体を動かすことが多い。
日によって仕事量に大きく差がある。

日によって仕事量が違う。インスリンの量の調整は大変?

日によって仕事量に大きな差があります。インスリンの量の調整が大変になるのか不安です。
また、インスリン治療を開始することによって血糖値が下がりすぎ、
低血糖にならないでしょうか。

坂本拓矢先生

不規則なお仕事をされていると、インスリン治療を始めるにあたって、かなりのご心配をされることと思いますが、同じ生活環境にある多くの患者さんがインスリン治療を行っていますので、治療にあたっての基本的な考え方をしっかりとおさえれば、特別難しいことはありません。

インスリン治療は患者さんのライフスタイルに合わせたオーダーメイドの治療法などともいわれています。最近の様々なタイプのインスリン治療薬の登場によって、注射をする回数やタイミング、またその量など、個々の患者さんの治療状況や生活環境に応じて様々な進め方で治療を行っていくことができ、その分よりよい血糖コントロールを目指すことが可能になります。

日によって仕事量に大きな差がある方の場合、仕事量の多い日、少ない日で2~3パターンに生活パターンを分類し食事、間食、睡眠時間などをそれぞれ可能な限り一定にしていただき、各生活パターンに応じて血糖コントロールを行うことになります。まずは主治医の先生と治療計画をしっかり立てるようにしてください。例えば、インスリンには1日1回の注射で効果が24時間持続するタイプなどもありますので、患者さんのお仕事のスタイルにあったインスリン治療の方法が必ずみつかります。

また、それでも心配なときには手のひらサイズの血糖値測定機器を持ち歩いていただき、必要なときにご自身で血糖値を測定できる、SMBG(self-monitoring of blood glucose:血糖自己測定)という方法があります。このSMBGであれば血糖値をいつでも測ることができますので、低血糖で気分が悪くなる前に対応をすることができるでしょう。そして、この測定結果をもとに主治医の先生と相談していくことで、より安全なインスリン治療が行えると思います。なお、低血糖に関しては、あまり怖がっていても良好な血糖コントロールは得られませんので、普段からブドウ糖を含む製品や砂糖などを携帯しておくなどの工夫をしておきましょう。また、低血糖の症状を感じたときには我慢をしないで早めに処置をしてください。

先生からのメッセージ

お仕事が不規則な患者さんの場合、ご自身で生活スタイルを管理することが難しく、インスリン治療を躊躇してしまうことも多いと思います。
しかし、現在では主治医の先生と協力して計画を立てていくことで、患者さんに最適な治療をすることができるようになっています。
また、SMBGを活用することにより、主治医の先生とともにインスリンの用量調整を含めた、より厳格な血糖コントロールが可能となりますし、測定結果から、ご自身では気づいていなかった生活習慣を知ることができるかもしれません。

坂本拓矢先生

坂本拓矢先生

施設名:東北大学病院
診療科:腎・高血圧・内分泌科

東北大学病院

〒980-8574
宮城県仙台市青葉区星陵町1-1
Tel:022-717-7000(代表)

監修:東京医科大学 内科学第三講座 主任教授 小田原 雅人 先生

最終更新日:2019年12月2日Zinc Code:SAJP.DIA.19.11.3967

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