1型ひろばは、1型糖尿病の患者さんと患者さんを支えるみなさんにどのような病気なのかを知って頂くための情報ページです。
DOCTOR
カルフォルニア大学サンディエゴ校 内分泌・糖尿病・代謝学部 教授
スティーブン V.イーデルマン先生
15歳で1型糖尿病を発症、病と闘いながら医師を志す。現在、カルフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)の内分泌・糖尿病・代謝学部の教授を務める。
専門は糖尿病患者の教育で、患者教育、セルフケア、治療へのモチベーション向上を目的としてTaking Control of Your Diabetes (TCOYD)を設立、 アメリカのみならず全世界の糖尿病患者の為に精力的な活動を行っている。
2009年にはアメリカ糖尿病学会からDiabetes Educator of the yearとして表彰された。
PATIENT
音楽クリエーター 吉田 敬 さん
幼少のころから興味があったピアノを10歳から本格的に習い始める。12歳のときに1型糖尿病と診断される。14歳から作曲活動を始め、17歳のときに、YAMAHA EOSDAY'95にて九州内作曲部門で1位を獲得する。大学卒業後、サラリーマンをしながら様々なアーティストのサポートキーボーディストとして音楽活動する傍ら、自身ではシンセサイザーやピアノを組み合わせた独自の世界を創り上げていく。25歳からは独立して、作曲・創作・演奏活動を中心に、ラジオDJ、イベントMCなども行い、現在はプロデューサーとしても活躍している。
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元シューティング(総合格闘技)選手 山田 学さん
10歳のとき1型糖尿病と診断される。17歳で運動療法のため空手を習いはじめ、大会で優勝し、初めて取材を受けた経験から、活躍すれば同じ1型糖尿病患者さんに「1型糖尿病であっても何でもできる」というメッセージを送れると思い、プロシューティング(総合格闘技)の道へ進む。引退するまで47戦を戦い抜いた。
引退式ではじめて1型糖尿病患者であることを発表した。
現在は、自転車世界選手権の出場権を得るため、松戸競輪場で選手と共にトレーニング中である。
PATIENT
元セパタクロー日本代表選手 田尻 謙児さん
大阪府立摂津高等学校では、サッカー部に所属し、大阪府で3位となるが、高校3年時にセパタクローを知り、国際武道大学でセパタクローを学ぶ。大学卒業後はセパタクローの本場であるタイやマレーシアでの武者修行を経て、日本へ帰国後、セパタクローチーム「SUITAKRAW(スイタクロー)」を設立。1999年に1型糖尿病と診断されるが、セパタクローの日本代表選手として活躍。
現在はタイ料理屋を経営しながら、セパタクロー普及活動を行っている。
PATIENT
日本IDDMネットワーク専務理事 大村 詠一 さん
インストラクターだった母の影響で4歳のときにエアロビックを始める。8歳のときに1型糖尿病と診断されるが、10歳から競技エアロビックに転向。2002,03年の国際エアロビック大会ジュニアの部で世界チャンピオン、2012年には2人の妹とのトリオと男子シングルの部で日本チャンピオンとなる。
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新潟大学大学院 自然科学研究科 岡田 果純 さん
1型糖尿病発症は小学校3年生、病歴14年。
今年の3月に南米チリのアタカマ砂漠を舞台に行われた、世界一過酷と言われている、アタカマ砂漠マラソンに参加。1週間自給自足で250kmを走破するレースであり、そのレースを完走した。
PATIENT
大阪学院大学 陸上競技部 主将 中新井 美波 さん
PATIENT
プロ囲碁女流棋士 木部 夏生 さん
アニメ「ヒカルの碁」で囲碁を知り、囲碁教室に通うようになり、小学4年生の時に院生へ。院生になった直後、一型糖尿病と診断された。病気を患いながら、病気との接し方を勉強し、2012年2月プロ試験に合格。
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国立病院機構米子医療センター 糖尿病診療部長 木村 真理 先生
膵臓移植をされている木村真理先生に1型糖尿病の治療と、今後の移植について、お伺いました。
糖尿病を発症してから40年経って元気でいられるのは、医療の進歩のおかげでもあるし、いろんな先生に巡り会ったおかげだと思っています。
『こういうことをしたい』『こういうふうに生きていきたい』という目標があれば、糖尿病だからできないということはないです。
DOCTOR
慶應義塾大学医学部 腎臓内分泌代謝内科 助教 伊藤 新 先生
現在インスリンポンプを使用されている伊藤新先生に1型糖尿病と治療について伺いました。
1型糖尿病治療で重要な点は、治療を決して諦めないことです。
ご家族、周りの方も過度に特別扱いはせず、なるべく普段通りに接することを心がけてください。
患者さんの声
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