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高齢者と糖尿病

高齢者に糖尿病は多いのですか?

年齢とともに糖尿病になる頻度は高くなります。その原因として、年を重ねるとインスリンの分泌が少なくなる一方で、分泌されてもインスリンの働きが悪くなる、ということがいわれています。

高齢の糖尿病患者さんの特徴をみてみましょう。高齢になると全身の動脈硬化の進行が加速しますので、それに関連した高血圧、脂質異常症(高脂血症)などの病気をひとりでいくつも抱えている人もめずらしくありません。また、網膜症や神経障害などの糖尿病合併症も多くみられます。

糖尿病はもともと自覚症状がでにくい病気なのですが、高齢者の場合、身体機能が低下しているので、さらに自覚症状に乏しくなります。また、異常があっても年齢のせいにして見すごしてしまうこともあるので、動脈硬化の進行から糖尿病の合併症がかなり進んでいることがあります。

したがって、血糖値やHbA1C(ヘモグロビン・エー・ワン・シー)などの血液検査のほかに、眼底や動脈硬化などの定期検診を行って、糖尿病を管理していくことが大切です。

足のチェックは毎日忘れずに

糖尿病の発見が遅れたり、血糖コントロールが悪い状態が長く続くと、神経障害や血流障害が起こって、神経や血管の末端である足にできた靴ずれや、小さな傷の痛みが感じにくく、傷が化膿しやすくなります。そのため、そこが悪化して壊疽(えそ)を起こすことがありますので、糖尿病神経障害のある人は異常がないか、毎日足をチェックする必要があります。

日常生活での足のケアについて

網膜症や白内障などで、すでに視力が低下している人は、家族や身近な人にまめに足をチェックしてもらいましょう。

爪白癬・まき爪・たこ・乾燥とひび割れのイラスト

糖尿病の人は認知症になりやすいと聞いたのですが・・・

わが国の研究からは、糖尿病の人はそうでない人に比べて、アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症になるリスクが高いことがわかっています。

またアメリカの研究では、HbA1C(ヘモグロビン・エー・ワン・シー)が1%上がると認知機能が明らかに下がるということが示されています。

糖尿病は自覚症状がでにくい病気ですから、それまでは気づかず、高齢になって認知症だと思い受診したら糖尿病であることがわかったという患者さんもいらっしゃいます。

大きな血管(大血管)や小さな血管(細小血管)の合併症予防だけでなく、認知機能の維持の点からも、血糖コントロールが大切です。もし、糖尿病の患者さんが認知症を発症すると、家族による介助だけではなく、訪問看護などによる服薬管理やインスリン注射を必要としますので、より大きなケア体制が求められます。

食事療法が難しいのですが・・・

糖尿病の食事療法は、すでに食品のカロリー数が計算されている「食品交換表」を使って、患者さんが1日に必要な総エネルギー摂取量に照らし合わせながら自分の1日の摂取量を確認します。これによって、食事の量が多かったり、栄養が足りないことのないよう、また高血糖にならないように食事の量の調節をします。

ところが高齢になってから発症した糖尿病患者さんのなかには、この「食品交換表」が使いこなせないために食事療法がうまくいかないという人もいらっしゃいます。
さらに、食事療法がうまくいかない理由として、「これまで慣れ親しんできた食生活がかえられない」、「残すのがもったいないと、つい食べすぎてしまう」、「調理しないので、決められたカロリーの範囲内の食品をそろえられない」、「歯がない、義歯があわない、むせるなどの理由から、少量しか食べられず、カロリー不足や栄養が偏りがちになる」などがあげられます。

高齢になると身体の機能が低下しますので、自立した生活や自己管理が難しくなります。病院にはそういった患者さんの食事療法を支える管理栄養士や看護師がいますから、食事療法で困っていることがあれば、医師や看護師に何でも率直に話してみましょう。

高齢者は運動しても大丈夫でしょうか?

高齢の方でも、運動療法は血糖値を改善するだけでなく、脳梗塞や狭心症・心筋梗塞の予防、日常生活動作(ADL)の維持に役立ちます。

しかし、運動をはじめる前には必ず医師に相談して適切な方法や運動量を指導してもらってください。高齢になると、心肺機能が低下していたり、膝や関節が変形していたりして、急に運動をはじめると狭心症や関節炎などを起こすことがあるからです。

運動療法の注意点

運動をはじめたら、次の注意点を守りましょう。

1
胸の圧迫感や動悸があったり、足腰が痛いときは運動をすぐに中止し、主治医に報告しましょう
2
他人と競うような激しい運動は避けましょう
3
運動は何かあったときに人に声をかけられるように、まわりに人がいる場所で行いましょう
4
運動前は必ず準備体操をして、終了時は整理体操をしましょう
5
天候や体調が悪いときの運動はさけましょう
6
低血糖に備えスティックシュガー(砂糖)、糖分を含むジュースなどを携帯しましょう

いろいろな薬を飲んでいます。大丈夫?

食事療法と運動療法だけでは血糖コントロールが難しい高齢の糖尿病患者さんでは、薬物療法がとても重要です。
経口血糖降下薬やインスリン製剤の副作用に重症低血糖がありますが、この副作用はとくに75歳以上の人や、糖尿病治療薬以外の薬も飲んでいる人、退院直後や腎不全を合併している人、食事摂取量が少ない人にみられます。

ふらふらして気が遠くなる感じ、力が入らない感じなどの低血糖の症状は、ほかの病気や、高齢の人によくみられる症状に似ているので、糖尿病治療薬を処方されている患者さん自身も低血糖を念頭に入れておくことが必要です。
また、低血糖のほかに、高齢の人ではさまざまな副作用がでることがありますから、初診時は今飲んでいる薬を必ず持参して、主治医に薬の飲みあわせを確認しましょう。また、新しく薬を追加する場合は「お薬手帳」に記入し、問題があれば早めに主治医に伝えるようにしましょう。

とくに複数の病院にかかっていて、いろいろな薬を処方されている方は、薬の種類をみて糖尿病治療薬を決めたり、ほかの薬を変更したり、飲みあわせが悪くならないように主治医が調整します。自分が今、どんな薬を飲んでいるのか、主治医への伝え忘れのないように注意しましょう。

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