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食事療法はなぜ必要?:基本的な考え方

なぜ食事療法なの?

食事療法は、糖尿病治療の基本です。

糖尿病は、すい臓からのインスリンの分泌や働きが悪くなったり(2型糖尿病)、インスリンをつくりだす細胞が壊れてインスリンが分泌できなくなる(1型糖尿病)病気です。食事からとったブドウ糖が、インスリンが減ったり、働きが悪くなったために体内でうまく利用できなくなり、血液中にブドウ糖がたまって高血糖が起こるのです。高血糖をそのままほうってほくと、体にさまざまな異常や合併症が起こります。

そこで、2型糖尿病の人は、食事として体内に入ってくるブドウ糖の量を制限する食事療法を行うことで、弱っているすい臓の負担を軽くして、すい臓の機能を回復させます。1型糖尿病の人は、体の外からインスリンの補給をしますので、補給の調節をしやすくするために食事療法を行います。

1型も2型も食事をきちんと制限しておかないと、血糖コントロールが上手にできないばかりか、ほかの治療を行ってもなかなか効果が上がりません。

1日のカロリー(エネルギー)摂取量の目安は?

食事療法の基本的な考え方は、必要以上のカロリーをとらないようにし、すい臓の負担を軽くして働きを回復させたり、インスリンの補給による血糖コントロールを行いやすくすることです。そのため、適切なカロリーの範囲内で、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよくとることが大切です。

適切なカロリー(エネルギー)量のもとで、食事をしましょう。

なお、エネルギー摂取量は下記の計算式で求められます。

エネルギー摂取量1)=標準体重2)× 身体活動量3)

1)
小児や思春期については、「子どもと糖尿病」を参照
2)
標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22
たとえば、身長160cmの人の標準体重は・・・・1.6×1.6×22=56.32kg
3)
身体活動量は体を動かす程度によって決まるエネルギー必要量(kcal/kg標準体重)

身体活動量のめやす

糖尿病患者さんが食事からとる適切なエネルギー摂取量は、年齢や性別、身体の大きさ、運動量によって、1人ひとり異なります。医師や医療スタッフは、こうした違いを考慮したうえで、その患者さんにあったエネルギー摂取量(指示エネルギー量といいます)を決めます。自分にあった指示エネルギー量は、医師や医療スタッフから、食事療法をはじめるときの手引きなどと一緒に「食事指示票(食事指導票)」としてわたされます。

患者さんが食事をするときは、この指示エネルギー量の範囲内で、栄養のバランスがよい食品を選びます。

食事指示票の例

栄養バランスがよい食事のとりかたが必要です

食事療法では、食べてはいけない食品はあまりありません。大切なことは、決められた指示エネルギー量の範囲内で、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素を過不足なくとることです。決められた1日のカロリーの55〜60%を炭水化物からとり、タンパク質は標準体重1kgあたり、成人の場合1.0〜1.2g(1日約50〜80g)とり、残りを脂質でとります。

ところが、指示エネルギー量を示されても、ふだん自分が食べている食品がどのくらいのカロリーなのか、わかりません。 そこで使われるのが、「食品交換表」です。

「食品交換表」とは、炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン・ミネラルなどのそれぞれの栄養をおもに含んだ食品を6種類に分類した表のことです。

医師や医療スタッフからわたされる「食事指示票(食事指導票)」には、患者さんの指示エネルギー量が食品交換表の何単位にあたるのか、書いてあります。
食品が含むエネルギー量80kcalを1単位と決めて、1単位分の各食品が何gか、がわかり、表の中の同じ単位どうしなら、どの食品をとってもよい仕組みになっています。

食品交換表

日本糖尿病学会編「糖尿病食事療法のための食品交換表」に関する掲載・記述については、社団法人日本糖尿病学会の引用使用許可を得ています。
リンクあるいは転用などを行う場合は必ず該当する部分のデータあるいはプリントアウトを添付するなどして同学会の引用許諾を得てください。
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