食事療法が糖尿病に効果的なのはなぜでしょう。

糖尿病はインスリンの分泌や作用する力が不足して起こる病気です。もともとインスリンの量や作用が不足している人が、食物を多くとりすぎれば、インスリンによる糖分の処理が追いつかなくなり、血糖値が上がります。高血糖の状態が長く続けば、すい臓がインスリンを分泌する力がさらに衰えます。

食事療法の基本的な考え方は、栄養を必要以上にとらないようにし(必要量以上の栄養は体にとって毒です)、すい臓の負担を軽くし、すい臓の十分な能力を回復させることです。

ですから糖尿病によい食品、悪い食品というものはありません。
どんな食品でもとりすぎなければ体に良いし(し好品は少量でもよくありません)、とりすぎればどんな食品でも体に悪いという事です。


医師から渡された食事指示表にしたがって1日の総エネルギーをきちんと守りましょう。決められたカロリーの範囲内で、タンパク質、脂肪、ビタミン、ミネラルをバランスよくとる工夫が大切です。
食品交換表を上手に使いこなしましょう。


食事療法は長続きさせることが必要です。おいしく食べる工夫をしましょう。

【食事療法のポイント】
  基本は間食をせず、朝・昼・晩の食事をきちんととることです。

コーヒーや紅茶には砂糖は入れません。家庭では代用甘味料を使います。

仕事場での昼食は、なるべくなら弁当持参で。

やむをえず外食をする時は、なるべく単純な和食、和風の定食を。

マーガリンやドレッシング、油炒めなどはカロリーが高いので注意しましょう。

味つけが単調になりがちなので、調味料や香辛料、ハーブ類などバリエーションを変えながら使ってみましょう。

野菜、海草、玄米、麦ごはん、果物などから食物繊維を積極的にとりましょう。
主菜をとりすぎる場合が多いので、おかずの量に注意しましょう。





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