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外回りが多いお仕事の方
[外回りが多いお仕事の方]外回りや出張が多く、自分で時間を管理するのが難しい。取引先との飲酒の機会を避ける事ができない。
[Q.4]営業での外回りに車を使っており、業務時間中に運転する機会が多くあります。インスリン治療を始めても車の運転は問題ないでしょうか?
横田太持先生
A.4インスリン治療を始めても、車の運転が禁止されることはありません。これまで通り、外回りのお仕事を続けることは可能です。ただし、飲み薬で治療していたときと同様、低血糖には注意が必要です。
インスリン治療で起こる低血糖は、「もう少しで食事が摂れると思い注射したけれど、実際には急用で食べられなかった」といったケースでよくみられます。これは、以前のインスリン注射が食事の30分前に打つタイプであったためなのですが、最近では食事の直前に打つタイプのインスリン注射が開発されました。このタイプを用いた治療であれば、営業の合間に食事を摂るような場合でも適切なタイミングで注射することができ、低血糖を避けやすくなります。
また、インスリン治療を行っている、いないに関わらず、運転中に低血糖で気分が悪くなったときのために、カバンやダッシュボードにアメやジュースを入れておくと、すぐに糖分補給ができて症状の悪化を抑えることができます。営業の方ですと空腹のまま運転しなければならないこともあるかと思いますが、こうしたときにも低血糖予防の目的で運転前に糖分を補給できますので、そういった点からも甘いものを車内に置いておくのは有用です。
先生からのメッセージ
インスリン治療を始めたからといって、必ずしも低血糖が増えるわけではありません。私が診ている患者さんでもインスリン治療を行いながら、日々仕事で車の運転をしている方がいますが、多くの方は問題なく安全に運転しています。もし不安が残るようでしたら、低血糖がどのくらい起こるのか、またその対応について主治医の先生と相談してみるとよいでしょう。
インスリン治療は元気にお仕事を続けるためにも大切です。血糖コントロールと低血糖対策をきちんと心がけて運転してください。
横田太持先生 施設名:東京慈恵会医科大学 葛飾医療センター 診療科:糖尿病・代謝・内分泌内科 ●東京慈恵会医科大学 葛飾医療センター 〒125-8506 東京都葛飾区青戸6-41-2 Tel:03-3603-2111
横田太持先生
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