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「わたしにもできる?」 あなたの疑問・不安に専門医が答えます!!
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シニアの方
[シニアの方]すでに退職していて自分のペースで生活しているが、運動不足になりがち。他にも薬を服用している。
[Q.1]最近食が細くなってきており、食事を抜くこともあります。食生活が不規則なのですが、インスリンをはじめる上で問題にならないでしょうか。
薄井勲先生
A.1私の患者さんにも、年齢のために“食の好みが変わった”・“食が細くなって食生活も不規則になってきた”、というような方がたくさんおられます。そんな方でも、インスリンを使って上手に血糖コントロールされている方は多くいらっしゃいますので、大丈夫ですよ。

食が細くなって食生活も不規則になってきたときにインスリン治療を始めると低血糖が・・・、と心配されるお気持ちはよく分かります。でも、このことはインスリン治療に限った話ではありませんし、インスリン治療だから多いというものでもないのです。食事を抜くと、食事をするときほど血糖値が上昇しません。そのため、お薬の効き目で血糖値が下がり過ぎてしまい、低血糖の症状が現れることがあります。低血糖の症状が現れた場合、すぐにブドウ糖を摂取する必要があります。そのため、“食事を抜くこともある”という方は、ブドウ糖をいつも携帯しましょう。ブドウ糖を携帯していない時には、すぐ手に入るアメやジュースのようなものを摂取してもよいと思います。周囲の人にその可能性を伝えておくとさらに安心です。

インスリン治療には、1日1回だけ注射する方法や、食事を摂る直前に注射をする方法など様々な打ち方があります。また、お薬の量も調整することができます。つまり、患者さんの生活スタイルや状況にあわせて、お薬を調整することができるオーダーメイドの治療法とも言えます。あまり心配して、血糖コントロールが乱れることの方が問題です。是非、食生活も含めて、一度主治医の先生や看護師さん、薬剤師さんなどに相談してみてください。
先生からのメッセージ
糖尿病の治療では現在、患者さんの治療に関する疑問や不安にこたえられるよう医師や薬剤師、看護師、栄養士、理学療法士など様々なスタッフがチームで治療を行うことが多くなってきています。
食生活の面からインスリン治療に不安があるようですが、食事療法もインスリン治療もできることから少しずつ取り組むことが大切です。一人で抱え込まず、ぜひ気軽に相談してみてください。
薄井勲先生 施設名:富山大学附属病院 診療科:代謝・内分泌科 専門領域:糖尿病・メタボリックシンドローム ●富山大学附属病院 〒930-0194 富山県富山市杉谷2630番地 Tel:076-434-2281(代表)
薄井勲先生
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