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自営業の方
[自営業の方]代わりの人間がおらず、休みを取るのが難しい。健康診断は自分で受けなければならない。
[Q.5]自営業で、お客さんが落ち着いたときに、家族で一緒にお昼ご飯を食べています。インスリン治療を行っている友人から、「インスリン治療を始めたら、決まった時間にお昼ご飯を食べないと低血糖が起こるよ」と聞いています。しかし、商売をしているとなかなか決まった時間に食事をすることは難しく、また、家族と別々にご飯を食べることにもなり面倒でもあるのですが、大丈夫でしょうか?
古田浩人先生
A.5以前は、インスリン治療を行っている患者さんに対し「低血糖を避けるために、決まった時間に食事を摂ってください」とお願いすることがありましたが、現在は色々なインスリン注射薬を治療に使用できるため、それぞれの生活パターンに合わせたインスリン治療が可能です。自営業で来客に波があり、お昼ご飯の時間が不規則になるような方では、3度の食事ごとに、効き始めが早く、作用の持続時間が短い超速効型インスリンを投与すれば、食事の時間を気にする必要はありません。

また、糖尿病の状態によっては飲み薬とインスリン注射を組み合わせたBOT(Basal -Supported Oral Therapy)という治療法でもよい場合があります。BOTではインスリン注射は朝または就寝前の1日1回のみですので、日中は注射のことを気にせずにお仕事ができます。
先生からのメッセージ
インスリン注射薬は日々進歩しており、現在では生活のパターンに合わせたインスリン治療が可能となっています。
また、以前に比べ注射器も使い勝手が良くなっており、注射針も細くなっています。糖尿病の合併症を防ぐには血糖コントロールが最も重要であることから、飲み薬による治療での血糖コントロールがよくない場合は、インスリン治療について主治医の先生に積極的にご相談いただければと思います。
古田浩人先生 施設名:和歌山県立医科大学附属病院 診療科:糖尿病・内分泌代謝内科 ●和歌山県立医科大学附属病院 〒641-8510 和歌山県和歌山市紀三井寺811-1 TEL:073-447-2300(代表)
古田浩人先生
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