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勤務時間が不規則な方
[勤務時間が不規則な方]交代制の勤務や徹夜の作業で、昼と夜が逆転しがち。規則的な食事・睡眠をとることが難しい。
[Q.3]昼と夜が逆転しがちな生活をしています。このような生活を送っていてもインスリン治療はできるのでしょうか?
石塚達夫先生
A.3私が診察している患者さんにも、あなたと同じように勤務時間が不規則なお仕事をしながらインスリン治療を続け、血糖値を上手にコントロールされている方が多くいらっしゃいますよ。

インスリン治療を始める場合は、最初に主治医の先生とよく相談しあなたの食事の状況を確認して、改めて適正な1日の食事の指示エネルギー量(kcal)を決めてもらってください。あなたのように食事時間が不規則な場合は、朝・昼・夜の3食で1日の指示エネルギー量の範囲内に抑えることを目指しましょう。1回の食事は、指示エネルギー量の1/3を目安に摂っていくことを心がけるのが上手に続けるポイントです。不規則な生活でも、1日の食事をうまく調整できるようになれば、インスリン治療はスムーズに始められます。ただし、運動療法は継続してください(例えば1日に5,000歩は歩くなど)。食事前に注射するタイプのインスリンでは、それぞれの食事摂取量や種類の影響がありますので、1回の食事量や種類がご自身でコントロールできるのであれば、大きな問題はなく治療を始められます。食事の影響が少ない、朝または就寝前に注射するタイプのインスリンもありますので、まずは主治医の先生と相談して治療法を選択してください。

ただ、「忙しくて昼食を摂れなかった」「思ったより食事量が少なった」など、予定通りにいかないのが日常です。特に普段より食事量が少ない場合には、十分に血糖値が上昇しないままインスリン治療で血糖値を下げてしまうので、低血糖を起こすことがあります。この場合、すぐにブドウ糖を摂取する必要があるため、ブドウ糖は常に携帯し、さらに家族や周りの人に事情を伝えておくとより安心です。
先生からのメッセージ
夜間に仕事の方、不規則な勤務形態の方など、様々な働き方がありますが、それぞれの患者さんにあったインスリン投与法が、みつかると思います。
インスリン治療を始めても、今まで通り仕事は続けていけますし、実際にそうした患者さんは多くいらっしゃいます。まずは主治医の先生と相談し、食事を中心にうまくコントロールし、それに合わせてインスリン治療を始めてください。
石塚達夫先生 施設名:岐阜大学医学部附属病院 診療科:総合内科 ●岐阜大学医学部附属病院 〒501-1194 岐阜県岐阜市柳戸1-1 Tel:058-230-6000(代表)
石塚達夫先生
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