早くはじめると合併症になる可能性が下がる

20世紀末にかけてイギリスで血糖コントロールと合併症に関する大規模臨床試験(UKPDS)が行われました。その試験の目的としては、インスリン治療も含めた治療によって、厳格な血糖コントロールを行うと、合併症が防げるのかを確認することも目的の一つでした。 その試験は10年間で終了し、さらに試験に参加された患者さんがその後どうなったかについて10年間の追跡調査を実施したところ、糖尿病と診断されてからすぐにインスリン治療も含めた積極的な治療により血糖値をコントロールされていた患者さんのほうが、そうでなかった患者さんに比べ、網膜症や腎症だけでなく、心筋梗塞の発症率や死亡率も低いことがわかりました。
このように、早い段階からしっかりとインスリン治療により血糖をコントロールすれば、恐ろしい合併症のリスクを下げることができるのです。
また、熊本大学では、血糖コントロールの状況と糖尿病の合併症である網膜症と腎症の発症について6年間追跡した試験が行われました。その結果、網膜症や腎症の発症はHbA1c、空腹時血糖値、食後2時間血糖値の上昇に伴い増加しました(図)。

早くはじめると合併症になる可能性が下がる1 早くはじめると合併症になる可能性が下がる2 早くはじめると合併症になる可能性が下がる3 早くはじめると合併症になる可能性が下がる4 早くはじめると合併症になる可能性が下がる5
停 止 再 生

合併症の予防のための、コントロールが不十分な場合は早目にインスリン治療を開始して、HbA1c7.0%(NGSP値)未満を目標に、がんばりましょう。

※2012年4月1日からHbA1cが変わりました。
国際的に使用されている、新しいHbA1c(NGSP値)が使われることになりました。
これまでのHbA1c(JDS値)と比べて、およそ0.4%高くなります。

※HbA1cの目標値は、2013年6月1日から変更となりました。

再チェック
あなたの血糖コントロールは大丈夫?
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“ホルモン”としてのインスリンの働き
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インスリン治療は、なぜ早くはじめたほうがよいのか?
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糖尿病早期からのインスリン治療がもたらすもの 松葉医院院長 松葉 育郎 先生

インスリン-ライフ・バランス調査2 よりよい治療・血糖コントロールのためのヒントを探りました。

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