インスリン治療は、なぜ早くはじめたほうがよいのか?

インスリンは、すい臓の働きによって作られています。血糖が高い状態が続くと血糖値を下げるためにすい臓はインスリンを出そうと常に働き続けます。その結果、インスリンの分泌は徐々に少なくなり、やがては分泌そのものがなくなってしまう危険があります。糖尿病と診断された時点で、既にインスリン分泌は健康な人の約半分に低下しているという調査結果も報告されています(図)。

すい臓の機能低下1 すい臓の機能低下2 すい臓の機能低下3 すい臓の機能低下4

UKPDS Group. Diabetes ,44(11):1249-1258,1995より作図

停 止 再 生

インスリンを体外から補充することによって、無理にインスリンを出そうとするすい臓の働きすぎを防ぎ、疲れたすい臓を一時的に休めることができます。インスリン治療によってすい臓の働きが回復したら、インスリン注射の回数を減らせたり、飲み薬だけの治療に戻せる可能性もあります。
すい臓の機能が低下する前にできるだけ早くインスリン治療を開始して、よりよい血糖コントロールをめざすのです。

再チェック
あなたの血糖コントロールは大丈夫?
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血糖値が高いとどうなるの?
“ホルモン”としてのインスリンの働き
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インスリン治療は、なぜ早くはじめたほうがよいのか?
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早くはじめるとすい臓の機能が回復しやすい
早くはじめると合併症になる可能性が下がる
すべての患者さんがインスリン治療を一生続けなければいけないわけではありません
早めに開始する傾向は日本でも広がっている
はじめようインスリン治療
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糖尿病専門医からのリレーメッセージ
インスリン治療をためらう患者さんへ
東京医科大学 内科学第三講座 主任教授 小田原 雅人 先生
早い段階でインスリン治療を開始する
メリット しんクリニック 院長 辛 浩基 先生
糖尿病早期からのインスリン治療がもたらすもの 松葉医院院長 松葉 育郎 先生

インスリン-ライフ・バランス調査2 よりよい治療・血糖コントロールのためのヒントを探りました。

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