私が発症したのが40年以上も前で、その頃はまだ採血で使うような注射器でインスリン注射をしていたし、ガラスの注射器でしたので、煮沸消毒をしていました。針も煮沸消毒して何度も使い回すという状況でした。そういうことを考えると、ここ10年くらいの医療の進歩というのには本当目を見張るものがあります。糖尿病については、私もあまり物を深く考えこむ性格ではないので、そのまま受け入れてきたし、こんなものかと思い、悩むこともとくになかったです。1型糖尿病である事を、周りに無理して言うこともなく、担当の先生にだけ話しました。医者になってからは当然同僚には言わなくてはいけないので、入局の時に医局の人に言いました。私もどっちかというと、あまり人には言わないで生活をおくってきました。
前のページへ