どんな時に低血糖になるの? 低血糖が起ったら...

■どんな時に低血糖になるの?
低血糖症とは?
血液中の糖分が少なくなりすぎた状態で、急に強い異常な空腹感、力のぬけた感じ、発汗、手足のふるえ、眼のちらつき等が起こったり、また頭が痛かったり、ぼんやりしたり、ふらついたり、いつもと人柄の違ったような異常な行動をとることもあります。

空腹時に起こり、食物を食べると急によくなるのが特徴です。ですから「寝ていれば治る」というものではありません。はなはだしい場合には、けいれんを起こしたり意識を失うこともあります。低血糖症は危険な状態ですから、このようなことが起こらないように注意し、もし起こったら、軽いうちに治してしまわなければなりません。

なお、低血糖が起こっていることを本人が気づかなかったり、わからなかったりすることがありますので、家族や周りの方も一緒に注意してください。

低血糖症の予防には?
  1. 薬の量や飲み方は、主治医や薬剤師の指示を正しく守ってください。勝手に量や飲み方を変えるような自己流のやり方は危険です。

  2. 食事をみだりに減じたり、抜いたりしないように。食事療法はきちんと守ることが大切です。酒の飲みすぎ、激しい運動、下痢などは低血糖症を起こしやすいので注意してください。
    食事がとれない時は、主治医に連絡してその指示を受けてください。

  3. 薬剤の中には、いっしょに飲むと低血糖症を起こすものがあります。何か別の薬を飲む時には、主治医や薬剤師に相談してください。他の医師から薬を処方してもらう時には、すでに糖尿病の薬を飲んでいることを申し出てください。



■低血糖が起こったら...
  1. 低血糖症になっても軽いうちは糖分を食べると治ります。平素から3〜4個の袋入り砂糖(20g)を持ち歩き、すぐその場でとることが必要です。がまんしてはいけません。 ただし、α‐グルコシダーゼ阻害薬を併用している場合には砂糖は不適切です。
    α-グルコシダーゼ阻害薬は砂糖の消化や吸収を遅らせますので、必ずブドウ糖やブドウ糖を含むジュース類をとってください。
    作用時間の長い薬剤で低血糖を起こした場合、砂糖を飲んでもまた血糖が下がる ことがあります。低血糖が続かないように、糖質をとるなどの配慮が必要です。

  2. 十分注意していても、ときには意識を失うような強い低血糖症が起こらないとも限りませんから、自分は現在糖尿病で薬を飲んでいることを書いたカードを身につけておき、すぐに治療してもらえるようにしておくことが安全です。

  3. 低血糖症を起こした場合は、必ず早目に主治医に報告してください。

【高所作業や自動車の運転等危険を伴う作業に従事している時】
このような場合、低血糖症を起こすと事故につながります。特に注意してください。





Copyright(C)2001-2006 sanofi-aventis K.K. All rights reserved.