どんなときに、薬が処方されるの?
低血糖はどんなときになるの?
(低血糖の原因)
どんな薬に、どんな効果があるの?
低血糖とは?
低血糖になったらどうすればいいの?
■どんなときに、薬が処方されるの?
【薬物療法は医師の指示どおりに】
血糖コントロールをうまく行うための補助的な役割をするのが薬物療法です。食事療法と運動療法をきちんと行ったうえで、必要に応じて薬を正しく使えば、血糖を上手にコントロールすることができます。薬物療法でとくに重要なのは、医療スタッフの指示を守ることです。
【
何のために?(薬物療法の目的)
】
糖尿病になっても、必ず薬物療法が必要なわけではありません。薬だけで糖尿病が治るわけではありません。治療の基本は、あくまでも食事療法と運動療法です。食事と運動だけでは、血糖が十分にコントロールできない場合に、その不足分を補うために行うのが薬物療法なのです。
■どんな薬に、どんな効果があるの?
血糖コントロールができない場合、それを手助けする薬物療法 には、経口血糖降下薬と、インスリン注射があります。どちらも血糖を下げるはたらきをします。
【経口血糖降下薬】
血糖を下げるために用いるのみ薬で、次のような種類があります。
・
すい臓を刺激してインスリンを分泌させる薬
・
腸からの糖の吸収を遅らせる薬
・
インスリンの作用を高める薬
【インスリン注射】
・
不足しているインスリンを注射によって体の外から補給して、血糖を下げる治療法です。自己注射が原則です。
【どんなときに、どんな方法で?】
・
2型の糖尿病で食事療法と運動療法だけでは血糖コントロールがうまくできない場合には、経口血糖降下薬を使って血糖値を正常に保つ必要があります。
・
2型の糖尿病で経口血糖降下薬がよく効かないときには、インスリン注射を使います。
・
1型糖尿病の場合は、からだの中でインスリンをつくることができないため、インスリン注射は必須の治療法です。
■低血糖とは?
薬物療法を行っているときに、もっとも注意しなければならないのは、低血糖。血糖値が下がりすぎることです。低血糖によって、昏睡を起こすことがあります。
■低血糖はどんなときになるの?(低血糖の原因)
経口血糖降下薬を使っている場合のチェックポイント。
薬
薬はきめられた量をまもっているか、多すぎないか。
食事
食事を抜いたり、食事時間が不規則になっていないか。
食事の量が少なすぎないか。
アルコール
お酒を飲んでいないか。
運動
空腹時に激しい運動をしていないか。
下痢
下痢をしていないか。
ほかの薬
経口血糖降下薬以外の薬をのんでいないか。
インスリン注射をしている場合のチェックポイント。
薬
薬はきめられた量をまもっているか、多すぎないか。
食事
注射した後30分以内にきちんと食事をとっているか。
運動
いつもより激しい運動をしたり、長く運動をしていないか。
■低血糖になったらどうすればいいの?
血糖値が下がりすぎたときには、次のような症状が出てきます。
【サインがでたらどうする?】
・
低血糖がおこったら、すぐ、その場で糖をとることが必要です。
砂糖や、ジュースなどを口にして、血糖値を上げなければなりません。
・
α‐グルコシダーゼ阻害薬を使っている場合は、砂糖だと血糖値が上がるのに時間がややかかります。
できるだけ、ブドウ糖をとるようにしましょう。
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勝手に薬物療法を中止しないでください。必ず主治医に相談するようにしましょう。
※
薬物療法を行っていても、食事療法と運動療法はきちんと行う必要があります。
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