治療は自己コントロールで... 血糖管理は自分でするの?
教育入院は何のため? 血糖の測定法は?

■治療は自己コントロールで...
糖尿病の治療は、食事療法・運動療法が基本になるため、自己管理がとても重要です。

糖尿病は患者さんが治療をする病気です。医療スタッフは専門家としてアドバイスするだけです。よって、自分の病気をよく理解して、自分が主体になってする治療について知っておかなければなりません。



■教育入院は何のため?
教育入院の目的は、糖尿病についての正しい知識と、治療の方法、よりよい生活習慣などをしっかり身につけることです。

入院の期間は2週間前後です。

入院中に、医師・看護婦・栄養士・理学療法士・薬剤師・歯科衛生士などの医療スタッフが分担して講義や実習を行います。

薬の飲み方、インスリン注射の仕方、血糖値の測り方などについても具体的に指導し、自分でできるよう実習します。

◆スケジュール表
第1週 第2週
午前 10:00
入院に際して(看護婦)
入院中の注意点など

11:00
病歴聴取・診察(担当医)
午前

10:00
栄養指導【3】 (栄養士)

11:00
集団講義(医師)
「糖尿病の合併症」

午後 (負荷心電図検査)
14:00
栄養指導【1】 (栄養士)
回診

午後 13:30〜15:30
運動療法【3】 (トレーナー)


14:00
回診
午前 (眼科受診)




午前




午後 13:30
集団講義(医師)
「糖尿病とは?」
14:30
カンファレンス
16:00 (栄養相談室)
「食事療法の基本」
「外泊中の食事の取り方」
午後 13:30
集団講義(医師)
「日常生活の注意点」
14:30
カンファレンス
16:00 (栄養相談室)
「食事療法の応用」
午前 9:00
栄養指導【2】 (栄養相談室)

11:00
集団講義 (医師)
「糖尿病の運動療法」
午前 9:00
栄養指導【4】 (栄養士)

11:00
集団講義 (医師)
「糖尿病の薬物療法」
午後 13:30〜15:30
運動療法【1】 (トレーナー)


午後 12:00 (栄養相談室)
会食会
外食の実習
13:30〜15:30
運動療法【4】 (トレーナー)
午前



午前 11:00
集団講義 (看護婦)
「糖尿病合併症のケア」

午後



午後



午前


11:00
集団講義 (医師)
「糖尿病の検査」
午前 10:00 (栄養士)
食事療法のまとめ

11:00
集団講義 (看護婦)
「退院後の生活」
午後 13:30〜15:30
運動療法【2 】トレーナー)



午後 13:30〜15:30
運動療法【5】 (トレーナー)

15:30
入院の総括・質問
午前



午前



午後

試験外泊
⇒日曜まで
午後

退院
(土曜日or日曜日)
2001年2月順天堂大学医学部附属順天堂医院

◆糖尿病栄養学級の指導プログラム
2001年2月順天堂大学医学部附属順天堂医院



■血糖管理は自分でするの?
糖尿病と上手につきあっていくカギは、血糖のコントロールです。
常に自分の血糖値を知っておかなければなりません。

【自分で血糖を測って、血糖値を記録する習慣をつけましょう】
日常の生活でも血糖値のチェックをできるようにしたのが、血糖自己測定です。

医療関係でしかできなかった血糖測定を、いつでも自宅で行うことができます。

上がったり、下がったりして揺れ動く血糖値を、リアルタイムで捉えて治療に反映させることによって、より正常に近い血糖コントロールが可能になります。

血糖自己測定を行ったら、糖尿病自己管理ノートに血糖値を記入しましょう。

◆糖尿病自己管理ノート
(日本糖尿病協会編)



■血糖の測定法は?
血糖を測るには、血糖自己測定機を使用します。

最近は測定機も進歩して、簡単に測定できます。 家庭用の血圧計で自分の血圧を測るのと同じくらい手軽です。

測定機は携帯に便利なようにつくられているので、外出するときも持参するように
しましょう。

◆主な血糖自己測定機の操作方法
1. 血糖測定用電極を挿入します。
2. 採血をします。採血の場所は、指先・腕・耳たぶなどいろいろあります。
3. 血液が吸引され、測定が始まります。
4. 数秒後、血糖値が表示されます。
血糖自己測定機を使う前に、必ず取扱説明書を読んでください。
インスリン注射を行っている人は保険が適用されますが、それ以外の人は自費にて購入します。





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