問診からわかることは?
尿の検査からわかることは?
血液の検査からわかることは?
健康な人も定期的に健康診断を受けることによって、糖尿病の可能性があるかどうかがわかります。
糖尿病の予防や早期発見、早期治療のために定期的に検査を受けることが大切です。
■問診からわかることは?
【遺伝的因子を調べます】
糖尿病になりやすい素質を持っているかどうかを確認します。
・家族(父、母、兄、弟、姉、妹など)に糖尿病の人はいませんか?
【環境因子を調べます】
どの程度の環境因子がそろっているかを確認します。
・食生活や仕事の状況、飲み過ぎがないか、ストレス、睡眠不足、運動不足がないか、 太ってきたか、過去に太っていたかなどについて質問されます。
【自覚症状について調べます】
下記のような自覚症状がある場合、糖尿病が進行している可能性があります。
・のどが渇きませんか?
・最近やせてきていませんか?
・だるさを感じることがありませんか?
・食べても食べてもお腹がすきませんか?
・トイレが近いこと、ありませんか? など
【合併症があるかどうかを調べます】
下記のような自覚症状がある場合、神経障害や網膜症、腎症が発症している可能性があります。
・手や足がしびれませんか?
・皮膚にさわったとき異常な感じがありませんか?
・目が見えにくいことはありませんか?
・顔や手足にむくみはありませんか? など。
■血液の検査からわかることは?
血液中のブドウ糖の量を調べます。
血糖値は食事と関係があり、食事によって一旦上がった後、また下がってきます。
食事をした後は消化管から吸収されたブドウ糖が血液の中に入って、血糖値が上がります。健康であればすぐにインスリンが分泌されるため血糖値は下がっていきます。
食事に対しての検査のタイミングにより、「随時」と「早朝空腹時」の検査項目があります。また、食後の血糖値をみるための一種のシミュレーションとして、「ブドウ糖負荷試験(OGTT)」があります。
糖尿病診断のためには、これらのどれかが必要となります。
【随時血糖検査】
食事からの時間を決めないで血糖値を測ります。
随時血糖値が200mg/dL以上ある場合には、糖尿病の可能性があると考えられます。
【早朝空腹時血糖検査】
検査当日の朝食を抜いて空腹の状態で血液を採り、血糖値を測る検査を「早朝空腹時血糖検査」といいます。
早朝空腹時血糖値が126mg/dL以上ある場合には、糖尿病の可能性があると考えられます。
■尿の検査からわかることは?
尿の中にブドウ糖が出ているかどうかを調べます。
健康診断では、糖尿病の疑いがあるかどうかを調べるために尿糖検査が行われます。
血糖値が160〜180mg/dL以上になると、尿に糖が出るようになります。
尿糖が陽性(+)の場合、糖尿病である可能性が高いといえます。しかし、尿糖が(+)でも糖尿病でない場合もあります。
一方、尿糖が陰性(−)だからといって、糖尿病でないとはいえません。
尿糖の出る場合の血糖値は、糖尿病と診断される血糖値のレベルより高いからです。
特に早朝空腹時の尿の検査の際には、注意が必要です。
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健康診断の結果、糖尿病の可能性があった場合は、さらにくわしく調べるために再検査を受けましょう。
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