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トップページ の中の よくわかるGLP-1の中のGLP-1受容体作動薬を用いた新しい治療法「BPT」

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GLP-1の作用に注目した「BPT」ってどんな治療法? GLP-1受容体作動薬を用いた新しい治療法「BPT」

2型糖尿病の治療法は年々、進歩しています。ここでは、GLP-1受容体作動薬とインスリン製剤(基礎インスリン)を組み合わせた新しい治療法「BPT」について解説します。

監修:江藤一弘先生(帝京大学医学部内科学講座教授)

江藤一弘(えとう・かずひろ)
1988年東京大学医学部卒。東京大学医学部附属病院第三内科医員、朝日生命糖尿病研究所研究員、東京大学医学部附属病院糖尿病・代謝内科医員、マサチューセッツ総合病院博士研究員、ハーバード大学医学部講師、自治医科大学内分泌代謝科講師等を歴任し2010年より現職。

BOTからBPTへ

糖尿病治療では、食事・運動療法でも血糖コントロールが不十分な場合に、飲み薬や注射薬(インスリン製剤、GLP-1受容体作動薬)が用いられます。治療は段階的に強化され、一般には複数種類の飲み薬を服用しても血糖コントロールが不十分な場合には、飲み薬と基礎分泌を補うインスリン製剤を組み合わせた治療法「BOT」が行われ、それでも不十分な場合、食事前に追加分泌を補うインスリン製剤を加える「強化インスリン療法」へとステップアップします。

BOTから強化インスリン療法に治療をステップアップする場合【図@】、朝昼夕と複数回に分けて注射をする煩雑さ、低血糖の発現、体重の増加などを負担に感じる患者さんは少なくありません。そこで、BOTの次の一手となる新しい治療法として期待されているのが、「BPT」です。

BPTとは、GLP-1受容体作動薬と基礎分泌を補うインスリン製剤を1日1回朝に同じタイミングで注射することができる治療法です。BOTによって空腹時血糖値は下がっても食後血糖値がなかなか下がらない場合、BOTからBPTにステップアップすることで、空腹時血糖値と食後血糖値の両方の改善が期待できます。また一方で、強化インスリン療法を続けている方が、BPTに移行することで、注射のタイミングを1日1回に減らし、血糖コントロールを安定させる場合もあります【図A】

またBPTは、低血糖や体重増加の危険性が、強化インスリン療法と比べて少ないといわれています。

BOTに関する情報はこちらでもご覧いただけます

  • 飲み薬
  • GLP-1受容体作動薬
  • 基礎インスリン*
  • 追加インスリン*

基礎インスリン*:基礎分泌を補うインスリン製剤(持効型や中間型)
追加インスリン*:追加分泌を補うインスリン製剤(超速効型や速効型)

図(1) これまでの糖尿病治療のステップ

図(2) 糖尿病治療の新しいステップ〜BPTの導入〜

豆知識

BPTでつかわれるGLP-1受容体作動薬の種類

GLP-1受容体作動薬には長時間作用と短時間作用がありますが、BPTでは、消化管に作用して食物が胃から小腸に送られるのを遅らせる作用が長続きする短時間作用のGLP-1受容体作動薬が向いているという考え方があります。

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